不動産業界

【不動産業界】経営者&営業スタッフに役立つ資格5選

投稿日:2020-03-24 更新日:

不動産事業者に対する顧客のニーズは常に変化しています。ピンポイントで具体的な提案を行う力はもちろんのこと、同様の顧客を抱える事業者との”横のつながり”も業績アップに欠かせません。

本記事では、ビジネスの新規開拓にも役立つ業界人向けの資格を5つ紹介します。

 

相続対策専門士

相続対策専門士取得のメリット

不動産の実務ではオーナーが生前準備を強く意識していることが多く、知識と提案力不足に悩まされがちではないでしょうか。

「相続対策専門士」は、相続の基礎知識(遺言書作成・相続税算定・法定相続のルール)を有し、複数の視点からオーナーの生前準備の悩みにアドバイスできる資格です。

 

本資格取得者の特筆すべき強みは、資産分析スキル・他業界との連携力でしょう。遺産に属する資産をまとめて将来のリスク予想を行った上で、税理士や弁護士など”転送先窓口”を適確に判断できます。

お客様には「相続の一次相談先」として重宝され、他業種とのコネクションも形成できる、一挙両得の資格です。

 

【業界人におすすめの資格①】相続対策専門士

取得難易度:★★☆☆☆

受験資格:プレ講座・3日間の集中講座を受講すること

公式サイト:公益財団法人 不動産流通推進センター(リンク

 

公認ホームインスペクター

ホームインスペクター取得のメリット

住宅の利点あるいは課題点を市場目線で指摘するには、コンディション評価を行える力が必要です。

「ホームインスペクター」(住宅診断)とは、劣化・欠陥・メンテナンスの要否と時期・メンテナンスコストを目視でチェックし、客観的な評価とアドバイスを得意とする資格です。

 

住宅診断に対するニーズは、主に”安心感”です。

オーナーと購入希望者が取引できるよう売買物件を評価するのが主な役回りですが、近年では築年数の長い物件について「このまま居住継続できるかどうか」を確かめるためのニーズも高まりつつあります。

本資格で可能なのは簡単な”一次診断”であり、最終的には専門的な知識を有する既存住宅状況調査技術者などと連携を行うものの、お客様に「窓口の一元化」というメリットを提供できるのは間違いないでしょう。

 

【業界人におすすめの資格②】公認ホームインスペクター

取得難易度:★★☆☆☆

受験資格:なし

公式サイト:日本ホームインスペクターズ協会(リンク

 

ホームステージャー1級・2級

ホームステージャー1級・2級取得のメリット

条件は良好なのになかなか成約しない、入居率が低いまま…こんな問題を解決するには、物件を魅力的に見せるための”演出”が必要です。

購入希望者を決断にいざなう見せ方を専門的に習得するなら、インテリア以外にも遺品整理など多角的に技能をもつ「ホームステージャー」がおすすめです。

 

なお、実務で役立てる上では1級取得が望ましいでしょう。

家具の搬入搬出・不要家財の処分や再利用など、”良く見せる”だけに留まらない実践的な理論を身につけていることもアピールできるからです。

ステージングは現場の肌感覚から学ばれることが多く、体系を学ぶ業界人はまだまだ珍しいでしょう。お客様から「かゆいところに手が届く」と喜ばれる技能だと評せます。

 

【業界人におすすめの資格③】ホームステージャー1級・2級

取得難易度:★☆☆☆☆

受験資格:認定講座(1日のみ)を受講すること

公式サイト:一般社団法人 日本ホームステージング協会(リンク

 

空き家相談士

空き家相談士取得のメリット

高齢化社会や人口の都市集中を背景に、空き家は全国的に増加しています。不動産事業者のもとにも「亡くなった親の家を売却したい」等のニーズが集まりつつあるのではないでしょうか。

平成27年施行の特別措置法について知識を有し、転用・売却・賃貸・近隣トラブル防止&解決などの総合的提案を行える資格が「空き家相談士」です。

 

空き家相談士が身につけるスキルは、賃貸借契約や行政執行手続きなどの法務だけに留まりません。相続税や譲渡所得税などの税務知識、境界確定と建築基準法などへの理解、さらに魅力的なリフォームの方法まで、お客様のニーズを充足するために必要な知識を多角的に得ます。

空き家問題に悩む人には、相続人・自分以外に居住予定者のいない高齢者・法人など、さまざまな立場があります。事業者として身につけたコミュニケーションスキルと本資格の強みを組み合わせることで、柔軟な提案力をもつ相談役として地域から信頼を集められるでしょう。

 

【業界人におすすめの資格④】空き家相談士

取得難易度:★★☆☆☆

取得条件:認定講座(2日間)を受講すること・2年ごとの更新

公式サイト:一般社団法人 全国空き家相談士協会(リンク

 

IREM公認不動産経営管理士

CRM(IREM公認不動産経営管理士)取得のメリット

CPM(IREM公認不動産経営管理士)は、収益不動産のマネジメント資格の最高峰とも言えるものです。

国内にも「賃貸不動産経営管理士」という同様の名称の資格がありますが、市場分析や運用計画書作成といった”収益の最大化に必要な業務”についてはカバーしきれません。

一方のCPMは、不動産管理業務だけでなく金融知識にも比重を置き、オーナーの「稼働率やキャッシュフローを改善したい/高めたい」という真の欲求を満たすための資格です。

 

いわば不動産版のMBAとも言える本資格ですが、取得ハードルは高いと言わざるを得ません。1年以上の時間と80万円~100万円の予算がかかり、十分な管理経験も要求されます。

しかし、金融工学理論に基づいてに収益アップするスキルは、お客様へのアピールとしてこれ以上ない説得力を持つでしょう。CRMホルダーのコミュニティで流れる情報にも非常に価値あるものばかりで、取得コスト以上のリターンは十分期待できます。

優秀な人材をさらにステップアップさせようとする経営者なら、是非とも検討したい資格です。

 

【業界人におすすめの資格⑤】CPM(IREM公認不動産経営管理士)

取得難易度:★★★★☆

取得条件:3年間の不動産管理経験があり、推薦状が3通あること

取得までの道のり:下記オプション①~③の中から選択し、検定試験を通過
①必須強化8科目の受講(半年程度)
②指定の5種類の資格のうち1つの取得
③不動産管理の学士あるいは大学院の学位がある(不動産管理計画:IREM モデルの修了要)

公式サイト:IREM JAPAN(リンク

 

おわりに

ここで紹介した資格には、いずれも事業の強みをアピールに説得力を持たせる効果があります。資格によって”付加価値”を身につければ、コアでより有益な情報も自然と集まるでしょう。

本記事以降でも、資格や最新法令など不動産業界に携わる人に有益な情報をお届けします。

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